「酒の間」の猪又酒造「月不見の池」ラベルと神亀酒造「神亀」ラベルに追加しました。
「月不見の池」は、新潟のお酒です。
今回は、「サビ猫ロック」という銘柄を頂きました。
rust note 藍
醴酛の山廃仕込シリーズです。
酒米は、越淡麗。
山廃らしい、ほんのりと乳酸菌の香りがします。
薄く甘く、酸が強めで辛いと思うお酒です。
もう少し具体的に言うと、口の中でまあるく広がり甘酸っぱいと思った瞬間にスッと消えて行きます。
ほんのりとした乳酸菌は、最後まで変わらずに存在していました。
面白かったのが、シャンパングラスで呑むとなんとも言えぬ良い感じになった事です。
陶器の酒器で呑むと甘酸っぱいなという印象しか受けません。
グラスによって違うのをこんなにはっきりと分かったのは久々な気がします。
「神亀」は、埼玉のお酒です。
真穂人
2019BY 5年熟成の手造り純米酒です。
酒米は、千葉県産五百万石。
自分としては結構珍しいチョイスです。
お勧めが常温か燗だそうです。
それだけでも、どんなお酒なのか分かる気もします。
まずは冷酒で。
ウイスキーのような香りが強く、味わい深い古酒です。
常温まで置いてみました。
古酒感は薄れて、呑みやすくなった気がします。
お燗でも頂いてみました。
平盃だと香りが飛ぶんですね。
でも食事と合わせると、くいくいと進んでしまいます。
冷酒、常温、燗と様々な呑み方で楽しませてくれたお酒でした。
どちらも美味しく頂きました。