「赤いきつね」は、販売している地方によって味が変えられているという事を聞いた事がありました。
昨日の「お昼ごはんの間」を見て頂くと分かるかと思いますが見つけて買ってあったのです。
でも、暑い時期には食べる気にもならなくて。
やっと涼しくなった昨日、食べてみました。
カップ麺は、1個じゃ物足りない。
でも2個じゃ多いかなとも思ってはいたのです。
2人で食べれば何とかなると意を決しました。
いつも食べているのは、きっと東日本。
作ってみました。
作る前のスープの香りも全て若干違うのです。
北海道は強い昆布系の香りがするのだけど、西日本はあまり香りを感じない。
出来上がりは大きなお稲荷さんが一面を覆っているので違いは全く分かりません。
食べ終わるとスープの濃さ(見た目)が結構違っていました。
それを「お昼ごはんの間」に載せたのですが、写真じゃ良く分かりませんね。
それでは各々についてになります。
【北海道】
かつおと利尻昆布を利かせた、まるやかさと甘みのあるおつゆ。
一番はっきりとした味です。
スープの色も濃く、塩分も一番高い。
昆布の旨味が感じられる気がします。
【東日本】
かつお・昆布・宗田がつおに、濃口の醤油を合わせた濃いめのおつゆ。
確かに慣れ親しんだいつもの味です。
濃い醤油の香り。
スープの色も濃い。
塩分もそこそこ高い。
【関西】
かつお・昆布に、さば・うるめ鰯などの雑節の旨味を利かせ、
淡口の醤油で仕上げた関西風のおだし。
スープの色が薄くなりました。
塩分がこの中ではそんなに高くないのですが、塩が効いているような。
でも優しい気もします。
【西日本】
かつお・昆布・雑節に煮干しを合わせ、淡口の醤油で仕上げた、だしの香り豊かなおつゆ。
これははっきりと違いが分かりました。
甘味が強くまろやかなのです。
塩分も一番低い。
基本的な部分は一緒なんですが、違うものなんですね。
流石に、2個は多かったです。
でも面白かった。