独り言の間

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2024年11月12日

先日退院した人の手術中はずっと近くの椅子で待っていました。

手術は、同時にいくつか行われているようです。

勿論、主治医は違います。

しばらくして隣に座った30代くらいの女性。

看護師さんが、一言づつゆっくりしゃべります。

中国人のようです。

「他にも来るの?」

と看護師さんが聞くと、その女性が、

「いもうと」

と答えます。

ま、妹が来るのねと思っていたのですが、しばらくして来たのは80代か90代くらいの女性2人。

え?

でした。

やがてそちらの手術が終わりました。

主治医が来て、タブレットを見せながらここにどうのかと説明しています。

これで歩けるようになるでしょうと。

3人で「歩けるようになるって。良かったわね。」

など喋っています。

そして看護師さんが来て、

「そろそろ患者さんが出てきますので会えますよ。

先生から説明ありました?」

と言われ

「ないです」

と。

・・・さっき3人で聞いていたじゃん!

と思ったけれど何も言わず大人しく座っている自分。

そのうち患者さんと3人は会えて看護師さんに

「先生、説明したそうですよ」

と伝えています。

患者さんはエレベータで病室へ。

残された3人。

「食事でもして帰ろうか。でも説明無かったよね。」

とぶちぶち文句を言いながら帰って行きました。

中国人(患者さんの妻らしい)とご年配の方々(一人は患者さんの母らしい)。

不謹慎ながら、顔を隠しながら所々でちょっと笑ってしまった出来事でした。

あ、私は手術終了後に病室へ一緒に連れって行ってもらえました。