「酒の間」の山忠本家酒造「義侠」ラベルと府中誉「府中誉」ラベルに追加しました。
「義侠」は、愛知のお酒です。
平成18年度醸造の常温熟成 純米原酒
酒米は、兵庫県東条産特A地区の山田錦。
精米歩合50%のお酒です。
熟されています。
黄色いお酒です。
香りが半端なく、鼻を近づけなくても香ります。
まろやかで甘いような辛いような。
古酒はお燗にしたらもっと香るというイメージが。
早速お燗にしてみました。
呑みやすくなりましたが、香りが消えました。
これは常温が一番良さそうですね。
するすると入っていくお酒ではないので、数日かけてゆっくりと頂きました。
常温だと華やかな古酒っぽい香りは最後まで継続しました。
甘さは、やがて杏子のような濃い甘さへとなって行きました。
「府中誉」は、茨城のお酒です。
今回は、「渡舟」という銘柄を頂きました。
純米吟醸五十五
酒米は、茨城県産渡舟(短稈)。
その酒米を55%に磨いて造られたお酒です。
この酒米は、平成元年に復活栽培された酒米だそうです。
お酒は、スッキリと頂けます。
酸が少し多めに感じます。
イチゴのような味わいとどこかに出ていました。
分からなくもないです。
翌日は酸っぱ甘くて、ますますイチゴの感じが出て気ました。
甘さは上品に少しづつ主張して来ました。
呑み終える頃には、香りも申し分なく味わい深さも出て来てとても良い感じになっていました。
どちらも美味しく頂きました。